2010-03-14から1日間の記事一覧

愛について

愛の対象が もう この世にはいないのだと 気づいたとき もう ぼくの愛は生きられないのか 愛すべきものが 失われた しかし それ以前に すでに失われつつあったのだ! 失われることの完全性が 何によって保証される? わたしは愛を 失うほうへ考えてきた それ…

文学と編集

ある文学者がいるとして、その文学者の文学に対して編集者があれこれアドバイスして、 上出来なものができたといわれても、 見る人が見れば透けて見えるのではないか。 下卑たやりとりのそこかしこまでも。 それは瞬時にさめるものだと思うのだ。 文学者は圧…

文学性の低さについて

ぼくが憎むのは文学性の低さだけであり それ以外はすべて許せる しかし 文学性の低さがそれ以外のすべてに絡みついていることが多く その場合 怒りを通り越して ほとんど白痴になるのである

ある小説

ある小説を読んでわたしは あまったるさと空疎さを感じ スカスカしかない世界にいるような感覚を味わった なんなのか この身がポサポサのブロックにばらけていく感じは! いや むしろこういうのが才能への嫉妬なのか?こういうことは言うべきではないが むし…

その分野を扱う人がわかっているというとき

そのわかっているというのが、わかってない大衆なり衆生なりを相手にわかっているといっている。 そういう専門性。 専門家はわかってない人がいないと困る。 で、どうなるかというと、専門性が先にあるんじゃなくてわかってない人が先に来るのかもしれない。…

誣(し)いる

※ありもしないことで悪くいうこと、、、誣説(ふせつ)、誣妄(ふもう)