2012-08-28から1日間の記事一覧
自己への分析や内省のふりをした自己への陶酔や弁護が多すぎるのだ
自己愛の中道を行っていることである
「どうしたって僕は資本家はいやだし資本家のラッキイがやっているようなものはやだよ」 そう言ってYはおならをした。それとともに便意がやってきたようなので、Yはそそくさとおトイレに行って用を足してみたりしたのである。 「出たけど変なのが今日は出…
文学上の立つべき民衆地点というのが明治時代にあるとすれば、江戸っ子しかないわけだし、そういう意味ではあってしかるべき立脚点ではあろう。 しかし、それはやがて乗り越えらるべきものであり、いつまでも漱石の作品群に手を合わせていてはいけない。 当…
質の悪い商業小説が多いんである かといって、僕は商業主義が嫌いかというと、そうでもない 売れるメカニズムがアメリカ式ではなくごくごく日本的な方式で売れるというのがどうも納得いかないのである 納得いかないと即座に愚の道へ真っ逆さまになるのであり…
若めの思想家などがバランスを叫んでいて、 彼らを調べるとこれといったソリッドな努力はあまりしておらず、 いいところどりをしているという者も多い。 思想がふぬけているのである。 最大限の思想上の煩悶と相克と闘争から、結果的にバランスがたちあらわ…