2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

イケメン

「イケてる」は死語なのに「イケメン」が流行語なのはおかしい。「イケてる」というのは一時的に流行とマッチしているという意味のようである。「イケメン」というと普遍的美形という意味になっているようだ。では、たとえば整形でイケメンにしてもイケメン…

ある女流作家は性愛で女の問題をすべてさばいて仕舞う

社会的背景は遠景にしてしまうのである 性愛が女の第一の問題にする それを社会が女には求めるのである 僕が女に求めるのは性愛の完全なる克服と絶え間ない大懺悔である

僕は何も女性一般に大懺悔を求めているのではない

女性の懺悔部門が社会に全くないことに違和感を感じているのである 回顧録などでも実名を出して、たとえば自らの男性遍歴を書いたりはしない 本当に誠実なら書くべきである それで社会と軋轢が生まれるような関係であれば、最初から遍歴をしなければよろしい…

いろいろ考えた結果

自殺する人間以外にいい人間など1人もいないのである しかし、自殺する人間がいい人間なわけがないのである 逃亡、脆弱 自殺する人間をモデルにするわけにはいけない 自殺は何らかのズルであるに違いないのだ

僕のしあわせ

僕はもっとしあわせにならねばならぬ 人間がこんなにも不幸でいていいわけがないのである 悪しき考えと よこしまな種々の欲と 死にたがる肉体を purifyせねばならぬ 僕をunderqualifiedだと思っていたが これは謙遜というより高慢であった

女をやりこめることで規律は保たれる

イスラム原理主義ではそうである たとえば姦通したものを無条件に処刑することで規律が引き締まる ところがアメリカでは女を自由にさせている それなのに規律は全体としては引き締まっている というより、資本主義上のパフォーマンスが最大になっている たし…

僕は愛に目覚めねばならぬ

憎しみが僕をのっとって 結局は僕を苦しめているのである 憎むべきものは それなりの悪業をしでかしてはいるが 究極的には赦されねばならぬ 赦しの方法としては愛が考えられるが その愛が性愛関連物であっては 絶対にならぬ したがって 愛を完成させるには …

「青鞜」では新しい日本語は作られなかった

古代に女性がカナ文字を作ったようにはいかなかった 女性が介することで日本語が深化発展するということにはならず、 それこそジャーナリズム的日本語がなぞられたようである 注目すべきは、なぜか漢語が排除されているということである 漢語に男性性、それ…

そう考えると五色の酒事件はできすぎである

五色の酒のようになって飲み下されればよいという全国家的願望がよく出ている こういう、一見くだらないのだがその実誠実な落とし込みは、日本でしか見られない事象といえるのやもしれぬ

「青鞜」における頭ごなしの法律破壊願望

法律にたいして理解が浅いのである 法律を破壊したいのであれば畢竟国家破壊まで直結する ところがその覚悟も何もない 言っていて響きが心地いいから法律破壊といってみたまでのこと 実は、女だから許してねという媚が滲んでさえいるのである 法律を破壊した…

漱石が漢文に詳しいというのになぜ中国の近代化に思いを来さなかったのか

それこそ夢にも思ってなかったようにも見える これが不思議である ただ、こうは言えそうである 中国が近代化したら知の体系がごちゃごちゃになるから考えたくもない 知恵がある人は整理整頓したい欲求が強いので、今の整然とした体系が崩れることを想像もし…

どうやら文学史に残るには途方も無い幼稚さが必要なようである

僕は、知識面はともかくとして、世相を見る面において賢くなりすぎた このままでは到底文学生活者になれないのである もっと勉強せねばと今までは思っていたが、それはもうそこそこでよいのではないか 勉強なら放っておいても学者たちが勝手にやっている そ…

70,80まで生きるのであれば文学生活者になろうとせねばならぬ

ところが50、あるいは40になる前くらいにほうっと死ぬことをよしとするのであれば、 よろしい、思う存分文学上の武器庫から各種デッドリヰウエポンを取り出して、千手観音のごとくなってそれぞれの手でそれぞれを振るってまわれば良い。 ところが僕は、文学…

しかしそうであった この問題を忘れておった

僕は紛れも無い在日なのであった これを、ややもすれば忘れて仕舞う 公園に財布を置き忘れるがごとくに ここが、最も障壁にもなろうし、スプリングボオドにもなるところである

「青鞜」の人間たちは不思議である

社会上の大進出を謀るのであれば、女官僚になろうとか、女軍人になろうとか、女実業家になろうとか、思わないとおかしい 誰も夢にも思わないのである ただ、偉い女になりたいだけなのである まあ、Kなどは後に国会議員になったようだが しかしKは青鞜の中…

明治後半から大正前半期における文学上の仏教的道徳観の無さに驚く

性交がいかにあさましいか、人生謳歌がいかに罪深いか つゆほども思っていない人間が目立っていたようである なぜかというと、廃仏毀釈ということが理由にあがる 仏教的道徳観があると、すなわち反進歩的ということになる かけらも仏教的道徳観があっては、…

いったい日本近代文学はつまらない

なぜかということをよくよく考えたら、才能がない人間が目立ちすぎているということがある それで、次に、才能がない人間を引き立てなかったのはなぜかと考える しかしそうではない 才能をそれほど必要としていないこの日本社会というものがあるから、才能を…

在日登用の怪を考えていたが

おそらくこういうことであろう 在日には逃げ道がない 逃げ道がないから最も勇敢で忠実な兵士となる 在日は実質的に原理上自己反省をしないしできない 在日がいれば臭いものにフタをできたり、通りっこない工作が通る ・・・しかし、こうまで在日を引きずった…

国家神道の何が問題だったか

神道というのは、国家守護をむねとするようだが、 実際に守護行為をやるかというとそうではなくて、 祈りなどによる鎮護が守護の方式であるようだ また、神道は、危険にさらされると、オポチュニズムに陥る 具体的には、行動停止はもちろんのこと、思考停止…

つまらないことになってしまった

僕は今や 孤独というのもおこがましいくらいの 僕になってしまった 一切合切 音沙汰なし 訪うものなし 友人なし恋人なし 知縁機縁なし すべて喪い 奪われ またおおいに 棄てもしたし 棄てられもしたようである

いつのまにか組合的助力が

組合的助力が いつのまにか作家の生命線となったのである それは自立などではなく 作家というのは平たく言えば 組員であるとしか言いようがない 自立した作家になるには 金の環から抜けだして 金以外によって生きるしかない そして擦り寄る組合に対して ドン…

どうやら僕は読者があんまり好きではないのである

「馬鹿の一つ覚えみたいに読みやがって」と思ってしまうのである

日本における差別解放運動は日本の歴史上必然だったのかどうか

それとも、権力争いの一つでしかなかったのか ここは見極める必要がある 権力争いの一つでしかなかったのなら、背徳と腐敗と背信と排除が伴われるはずである

ほとんどの明治大正期の日本の近代作家が日本近代LDのようである

そのくせ、後出しじゃんけんは必死にやる そして勝ちを拾おうとする・・・ むしろ負け続ける作家がいなければいけないのだろうか? しかし負け続けることは勝ち続けること並かそれ以上に嫌味である。

不幸

僕の不幸は 今に始まったわけではないが それにしても 不幸続きであり 不幸以外の何もない たとえば女は僕が嫌いだし 僕も女が大嫌いである 如何ともしがたい 人間はというと動くものは 全部嫌いだと言っても過言ではない 僕は非常に 嫌わされている

我が肉体滅ぶに如くはなし

時折そのような 最終的決意が要請されている気がする しかし僕は かえってそのような極端な行為が あさましく思えるのである 本来踏ん切りがついてよろしいはずなのに なぜできないのか やることが馬鹿らしいからである 自死は十分馬鹿らしいが この世には自…

僕は浮き蛸?

肉の壷に入りそこね 心の壷を割られて浮き蛸になっているやも 果たせぬかな 果たせぬかな つらき血のひた流れるのみ 容易ならず 容易ならず

最終的にはどっちなのか?

全員が被差別民になるのか 全員が優越した民になるのか どっちかわからない おそらく、戦争中は内は全部優越した民であり、外は全部被差別民ということだったのだろう 外のうちでも最も内に近い韓国朝鮮がもっとも差別されないといけなくなった理由は、そう…

韓国側にもだいぶ責任はある

韓国は差別解放運動を反日運動以外は一切認めていないようだからである

兎に角解放運動系の少しでも入った者たちとは付き合えないし、差別隠蔽に少しでも関わる者たちとも付き合えない

畢竟僕は孤立してしまう 少しの妥協もできんのである 妥協は英語ではcompromiseで、この単語には「危険にする」という意味もある。 だが社会生活を送るということは、妥協を選択するということであることは僕も理解している。 資本主義とは最も儲かる妥協を…