2014-03-15から1日間の記事一覧

体の変調と精神の失調

僕の体はもう いよいよおかしいようだ 骨が無手勝流に組み直され血管はあべこべにバイパスされたみたいなのである 息をすれば息が止まり 歩けば足は埋もれそうになる 腹の中には無数の寄生虫がいるような気がするし 精子の一本一本にヒトラーかマリーアント…

ベアトリーチェ!

僕のベアトリーチェ! 君と過ごしてさえいれば僕はいまごろ 毎日をうれし涙で過ごしていたはずなのである 一体全体何がどう間違えば こうなるのか 僕の類まれなる個人的不運は 君の肉体が旅行に行ったことに起因している だがおそらく 社会は僕の愚図や無法…

純粋さ

僕はいつもこれ以上の純粋さを求めているが それを自己に帰属させることに違和感を大きく覚えるのである なんでこの俺が純粋でありえるのか? この陰茎のまがまがしさ! そしてこの眼球のぐるぐる動くさまよ! 手はさまざまなものを握ったりついたり撫でたり…

読書

読書は反復を強要する ゆえに僕は読書が個人的体験であってはいけないと思うのである では集団的読書であればいいとなると 今度は読書である必要はないということになる 共通読書であれば最適なのは宗教書である 日本に宗教書は向かないのだろう なぜならこ…

責任転嫁

むしろ、無責任転嫁である

反復とは?

反復とは、老衰と成長と怠惰のみつどもえである

古今集について

どうも日本人は編集がとても苦手である にもかかわらず古今集はできた ならばこれは日本人離れしているといっていいだろう 見方を変えれば、日本人から離れないと総合的文芸はできないということだろう そうすると仏文や独文や中文を礎にすれば小説は書きや…

細胞とは?

細胞についてひと悶着もふた悶着もあるのはなぜだろう おそらく、ただしい細胞である体制派がもっともただしく細胞を認識しないとおかしいという考えがあり にもかかわらず外様の人間が発見をしてしまう それはあってはならないことである ほかの瑣末なこと…

どれくらい市民権を与えるか?

どうしても市民側ではない気がするのである 半市民というか、正ではない気がする それは疎外されているのか はじかれているのか